|
|
■ 光触媒の効果 |
除菌・抗菌効果
光触媒ハイブリッド酸化チタンを室内の壁面や天井、その他の場所にコーティングすることにより、空気中や人の手に触れるところの様々な雑菌・細菌・病原菌を分解・除去します。これは光触媒の強力な酸化分解反応によるもので、有機物である菌類を除菌・抗菌します。しかし、室内のこの酸化分解反応にも蛍光灯や窓から差し込む太陽光からの紫外線が必要不可欠となります。
多機能効果
通常の抗菌剤は、細菌を殺菌することが出来ても、汚れに対しては無力なため、その細菌の残骸はその場所に残ってしまいます。しかし光触媒の場合は、単に細菌を殺すだけでなく、その残骸も分解。除去してしまいます。光触媒は、徐々に付着し、蓄積してくるような汚れに対しては分解機能があるので、光(紫外線の光)があれば、光触媒コーティングした場所の除菌・抗菌性能は常に継続・持続されます。もう一つの大きな特徴は、除菌と同時に細菌から出る毒素も分解出来ることです。
例:O-157が死滅するときに生成する「ベロ毒素」も分解できます。
銀等の抗菌剤
殺菌・抗菌作用 |
酸化チタン光触媒
殺菌・抗菌作用+分解作用 |
|
|
大腸菌等の菌死骸はそのまま残る |
大腸菌等の菌死骸や毒素も同時に分解 |
院内感染の防止対策
病院など第一線の医療現場では、人の出入りも多く、患者と一緒に病原菌等が持ち込まれやすい所です。健康なひとには影響がない弱い細菌でも、お年寄りや乳幼児、特に入院中の患者さんなどは、体力が低下している場合など、重い感染症を引き起こす危険があります。光触媒における抗菌試験の結果、大腸菌・緑膿菌・MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などが99.9%まで死滅したことが確認されています。
静置生菌試験(光触媒タイルの場合、1,000ルクスにて2時間後に観察)
試験菌 |
MRSA |
大腸菌 |
緑膿菌 |
滅菌率(%) |
99.9% |
97.5% |
99.89% |
|
防汚効果(セルフクリーニング)
建設物の外壁、特に高速道路施設やその周辺に付着する汚れの主成分は、約60%が車の排気ガスや摩耗したタイヤ粉塵に含まれる油分であるといわれていますが、それらに他の汚染物質が付着して頑固な汚れとして壁面などに固着していることが多く、その洗浄作業には多大の労力とコスト、そして高所作業による危険が伴います。
外壁防汚効果
|
光触媒ハイブリッド酸化チタンを外壁などにコーティングすることにより、光触媒ハイブリッド酸化チタンの持つ親水性能の「防曇性」「防滴性」のほかにセルフクリーニング機能があります。光触媒による強い「酸化分解」を利用したセルフクリーニング機能と異なり、「親水性能」によって複合酸化チタンの表面に付着した汚染物質との間に水が徐々に浸透して汚染物質が自然に浮かび上がり、降雨などにより汚れが自動的に取れてしまう現象です。この二つの異なった機能の相乗効果によって、汚染物質が降雨などで簡単に洗い流され、光触媒施工前と後では、その差は顕著に確認できます。 |
ガラスの防汚効果
ガラスの清掃は大変な労力と時間を要しますが、ガラス専用特殊ハイブリッド酸化チタンを塗布することで、ガラスの清掃が簡単に行えるようになります。これはハイブリッド酸化チタンの分解作用により、ガラス面の汚れをセルフクリーニング機能で抑えます。また、塗布することで、ガラスの透明感を損なうことはありません。ガラス面を水で流し、ふき取るだけで汚れが落ちるようになりますので、ガラスクリーナー等の洗剤を使用しなくても汚れを落とすことができます。雨の日などは雨水が直接、汚れを洗い流してくれますので、清掃の回数と時間も減らせ、清掃の労力を極端に減らすことができます。この特殊ハイブリッド酸化チタンをウインドウの両面にコーティングすることにより、外側は防汚、内側は抗菌・消臭・防汚の働きをします。
|
住空間のトータルアドバイザー トータルホームing. since 2003 |
|